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女性におけるデノビ剥離

A

牽引により伸展された“結合組織間隙”。結合組織間隙のどこを切離線(破線)にするかにより膣側へのデノビ温存量が決まる。

B

※デノビが切除された領域、膣壁の血管から易出血。破線は切離線を示す。画面右側に蜘蛛の巣状の“結合組織間隙”が見える。

C

結合組織間隙を“たぐりあげる”と膣壁を覆う“膜”(デノビ)を作ることができる。破線で囲まれた領域は直腸側の結合組織“膜”で、その切開部(※)で直腸壁の脂肪が露出している。

D

結局は“デノビの中”をジグザグに切離しているのだろう。膣側へより多くの結合組織を残そうと意図した剥離の結果が“デノビ温存”になると思われる。